技能士とは、早楽人々の技能を修得しようとする意欲を増進させ、地位向上を図るとともに、技能および職業能力開発の成果に対する社会一般の評価を高めることを目的として、職業能力開発促進法に基づいて行われる資格検定です。
　検定種類ごとに基礎2級、基礎1級、3級、2級、1級、特級と言う形で等級に区分されている資格検定と、そういった等級に区分しないで検定する単一等級の資格検定があります。
　技能士検定の試験内容は実際に物の製作、組み立て、調整、測定、計算、判断等の作業を行う実技試験とその作業を行うにあたって裏づけとなる種々の知識を問う学科試験で構成され、実技試験は試験日に先立って試験課題が事前公表されます。
　技能士になるには、上記の実技試験で100点満点中60点以上、学科試験では65点以上を取得して合格する必要があります。検定試験の申し込み方法や申し込み期間、試験日は技能士の種類によっても異なりますので、それぞれ調べておく必要があるでしょう。都道府県及び職種によってはインターネットでの申請を受け付けているものもあるようです。