編物技能検定
(機械編み・手編み・毛糸・レース)
どんな資格?
編物技能検定には、編物技能検定(機械編み・手編み)と編物技能検定(毛糸・レース)等の種類があり、それぞれ編物技能検定(機械編み・手編み)は全日本編物教育協会で、編物技能検定(毛糸・レース)は日本編物検定協会で実施されています。
編物技能検定(機械編み・手編み)とは、編物の楽しさを多くの人たちに知ってもらう為に行われている検定試験に機械編みと手編みに分かれ、それぞれ初級・中級・上級・専門級があります。
もう一つの編物技能検定(毛糸・レース)とは、40年以上の歴史を持つ文部科学省公園の技能検定試験です。こちらも毛糸とレースお2部門があり、毛糸編物技能は1~5級、レース編物技能は1~3級に分かれています。
毛糸編物技能検定とは、編物技能を文部科学省認定の審査基準にしたがって判定する資格で、(財)日本編物検定協会が主催する。試験内容は各級とも理論と実技で、9月の第3日曜日、全国45都市で実施される。資格には1~4級があり、各自の技術に応じてどの級からでも受験できる。3級の合格率は90%弱、2級は80%弱。
毛糸編物技能検定では、4級で基礎力、3級で応用力、2級で指導者の補佐ができる能力を問われる。プロへの道が開けるのは1級で、編物関係の書籍の編集に携わったり、スクール講師を務める、自宅で編物教室を開業するといったチャンスが広がる。将来、手芸店を開きたいという人にも有効な資格だ。初心者が4級取得までに必要な学習期間は約6ヵ月で、1年経過するごとに上級へと進むのが理想的なパターンだ。
編物(機械編・手編)技能検定とは?
編物(機械編・手編)技能検定とは、編物技術の向上と発展、技術指導者の育成の能力を機械と手編みに分けて、認定する資格です。
●理論試験・・・・知識、技能についての筆記試験
●実技試験・・・・寸法等の規定された作品を提出します。
□機械編初級・・・・プルオーバー
□機械編中級・・・・カーディガン風上衣
□機械編上級・・・・婦人用ツーピース(TPO自由)
□機械編専門級・・・・婦人用ツーピース衿つき(パンツスーツ可)
□手編初級・・・・婦人用プルオーバー
□手編中級・・・・カーディガン風上衣
□手編上級・・・・横編みまたは斜め編みの上衣またはワンピース
□手編専門級・・・・求心編みパッチワーク編みの上衣またはツーピース
資格種類
民間資格
合格率
【専門級(最上級)】:98%
受験資格
制限なし
特に制限は無く誰でも受験できる
試験内容
理論試験と実技試験の2部制
試験日
7月
試験地
各都道府県の県庁所在地
申し込み先・申し込み方法
(財)全日本編物教育協会
ホームページ:なし (試験内容:要電話問い合わせ)
〒113-0034 東京都文京区湯島1-12-5 子安ビル7F
℡03(3837)9081
受験料
【初級】:2,500円
【中級】:3,500円
【上級】:6,000円
【専門級】:10,000円