将来性

　アクチュアリーを目指す人は、資格取得後ほとんどの人が実際に生命保険会社などのアクチュアリーとして働く事を想定しています。また、現在アクチュアリーは生命保険会社や損害保険事業だけではなく、年金事業や共済事業、企業の資産管理などの多彩な分野で活躍している人がいます。
　更に保険数理人や年金数理人など職務によっては日本アクチュアリー会の正会員になることを必須要件とするものもありますので、アクチュアリー関連職の職域は更に拡大することが予想されています。

平均年収や給料

　アクチュアリーの平均年収は、平均年収1200万円前後と言われています。現在金融業界もグローバル化が進み、アメリカの企業などではアクチュアリーの平均年収は3000万円程度という話もありますので、今後、更に全体での平均年収が上昇するかもしれません。
　日本の企業でも実力次第では年収2000万円台などの大台乗ることも可能といわれているようです。

給料以外の特典

　勤務している業界にも寄りますが、損害保険業界などは手当と名のつく基本給以外の報酬が充実しているのが有名です。勤務手当や研修手当、総合職手当など様々な手当があります。更に自動車保険や火災保険などの掛け金に割引制度などもあり自動車購入する際に優遇制度を利用できるなど特典がついている企業が多いです。