日商簿記検定
どんな資格?
日商簿記検定とは、商工会議所法第9条第9号の規定に基づき日本商工会議所及び各地商工会議所が実施する検定試験のうち、簿記に関する技能を検定する物を指します。正式名称は、商工会議所簿記検定試験と言います。
簿記は、企業が日々の経営活動を記録・計算・整理し、経営成績と財政状態を明らかにすることで経営の指標とするもので、規模の大小や業種・業態を問わず企業の運営の為には必須とされています。
資格種類
公的資格
合格率
【1級】:約10%
【2級】:約27%
受験資格
制限なし
特に制限は無く誰でも受験できる
試験内容
【1級】
大学程度の商業簿記、工業簿記、原価計算ならびに会計学を習得し、財務諸表規則や企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析が出来る。
【2級】
高校程度の商業簿記及び工業簿記を習得している。財務諸表を読む力があり、企業の経営状況を把握できる。
【3級】
財務担当者に必須の基本知識が身につき、焦点、中小企業の経理事務に役立つ。経理関連書類の読み取りができ、取引先企業の経営状況を数字から理解できる。
【4級】
小規模小売店の経理。勘定科目に仕分けでき、複式簿記の仕組みを理解できる。
試験日
6月、11月、2月(1級は6月、11月のみ)
試験地
全国各地の商工会議所が受付時に指定する会場(申し込み時に要確認)
申し込み先・申し込み方法
日本商工会議所
℡03(5777)8600
試験日の約3ヶ月前より、もよりの商工会議所から申し込み
受験料
【1級】:7,500円
【2級】:4,500円
【3級】:2,500円
【4級】:1,600円