将来性

　企業のIT化は加速の一途を辿っており、最近では大手企業だけではなく、中小企業や小規模商店でもパソコンと、それを利用した会計ソフトなどが導入されています。現在では会計ソフトを扱えることは、企業の会計業務を行う上で必須となっている状況のため、このようなパソコン及び会計業務に関する資格の取得は必須とも言えるでしょう。
　実際に会計ソフトを効率良く使いこなすことができる人材は、どこでも即戦力として重宝されています。就職や転職に活用できる役に立つ資格です。更にキャリアアップを図るのであれば、試験内容が重なることの多い、日商簿記とのダブルライセンスを目指すと良いでしょう。

平均年収や給料

　パソコン財務会計主任者の平均年収は、実際に勤めている企業によって異なります。基本的に企業の会計管理を行っている事務系部門での就職を目指す人が多いので、平均年収もそれに準じる形となるでしょう。
　企業の規模にも寄りますが、会計担当事務員の平均年収は500万円程度というところが多いようです。基本的に個人的な能力差が出にくい業種であるため、前述した平均年収を基準に年功序列的に年収があがっていく場合が多いようです。

給料以外の特典

　パソコン財務会計主任者の給料以外の特典としては、それぞれの企業によって差がありますが、資格として日商簿記などの類似資格が多い為、ダブルライセンス、トリプルライセンスが取得しやすいことが挙げられるでしょう。似たような勉強内容で取れる資格が多いので、可能性が広がる資格ともなるでしょう。
　そういった意味ではパソコン財務会計主任者は、非常に魅力的な資格と言えるかもしれません。