ウェルポイント施工技能士
ウェルポイント施工技能士の仕事
ウェルポイント施工技能士とは、地盤の改良と強化を図る上で重要となるウェルポイントの工事施工に関する技術を認定する国家資格検定試験合格者の事です。
ウェル・ポイントとは、深さ約1mの地中に埋め込まれた外径5~8cmの集水管の下端部の穴の空いた部分のことで、ウェル・ポイント工法は、軟弱地盤や砂質土など比較的透水性の良い地盤の地下水面下に、基礎工や地中埋設工を施工する場合に用いられます。1~2メートル間隔で埋め込まれた一連のウェル・ポイントから地下水を汲み上げる地下水位低下工法であり、また地下水位の低下により地盤の圧密が早く進行するので地盤改良工法としても用いられる技術です。