設備士の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
設備士の資格は建築物の冷暖房、空気調和、給排水、その他の建築衛生に関する設備の設計・管理等を業とする者に必要な知識を問われる資格です。今のところ、まだ国家資格として認められていませんが、社団法人空気調和・衛生工学会では国家資格とすべく政府に働きかけていますので、今後何らかの動きがあるかもしれません。
平均年収や給料
設備士の平均年収データはまとまったものがありませんが、設備士の有資格者はビルメンテナンス系の仕事や大きめの企業の管理部門の人がスキルアップの為に取得しているケースが多いようです。ビル管理会社の平均年収は大体350万円前後のところが多く、それ程高給というわけではありません。
企業の管理部門に関しては企業によってピンからキリまでというのが実情です。最近では社員の精神衛生上の事も考えて、社内の環境衛生に力を入れる企業も目立つ為、設備士資格はそれなりのステータスとなる資格となっていく可能性もあります。
給料以外の特典
設備士の資格は、まだまだ知名度の低い資格です。昭和31年から続く老舗とも言える資格ですが、十分な活用が出来ている状況ではないようです。しかし、社内の環境衛生に関しては、最近になって注目する企業が増えたところなので、アピール次第では今後に期待が持てる可能性はあります。