通訳案内士の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
報酬を受けて外国人に付き添い、外国語を用いて旅行に関する案内をする「通訳案内士(通訳ガイド)」の資格を取得するには、国土交通大臣が実施する「通訳案内士試験」に合格して都道府県に氏名、住所等を登録する必要があります。この手続きを踏まずに上記の業務を行うことは違法であり、通訳案内士法により罰せられることとなっています。(50万円以下の罰金)
このように医師や看護師などと同じように業務独占の国家資格であり、将来性が国家によって保証されているといっても良いでしょう。
平均年収や給料
通訳案内士の平均年収は、業務内容や通訳案内士自身の練度や知名度によってもかなりのばらつきがあるようです。大雑把に言うと平均年収350万円~平均年収1000万円越えの人まで存在しており、人によってかなり異なります。
初心者レベルだと1日8時間ほど働いておおよそ1万5000~2万円、一般的な逐次通訳で2万~3万円前後、経験も実力もあり、ある程度同時通訳もできるクラスで3万~5万円といわれる。10年以上の経験があり、どんなジャンルでも同時通訳できるベテランになれば1日5万~10万円前後等とも言われています。
給料以外の特典
通訳案内士は資格名に通訳の文字が入っていますが、実際には日本を訪れた外国人に外国語で観光案内をするというガイドの要素が強い資格です。業務独占の国家資格という事もあり、独立・開業を目指すことも可能とあって、魅力的な資格といえるでしょう。
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