通訳技能検定は、別名『通検』と呼ばれ、日本通訳協会が実施する日本で唯一の通訳し認定試験です。一方、ボランティア通訳検定、通称『V通検』は、日本に移住する外国人や日本を訪れた人との国際交流を目的とした資格です。
　どちらも言語は英語のみで通訳技能検定は1級と2級、ボランティア通訳検定はA級とB級で構成。通訳技能検定は日本でもっとも難しい語学資格試験とも表され、プロの会議通訳者や企業内通訳者を目指す人の最高峰試験と言えるでしょう。

資格種類

民間資格

合格率

【１級】：１％
【２級】：１０％

受験資格

制限なし
※　１級受験は２級合格者に限る

試験内容

【２級】：１次試験、２次試験の２部制
１次試験：筆記試験・音声試験、読解、文法・語法、趣旨把握、一般常識、英文和訳、和文英訳、部分通訳　など
２次試験：英語及び日本語のスピーチの部分通訳筆記試験および趣旨把握

【１級】：１次試験、２次試験、３次試験の３部制
１次試験：２級合格をもって１次試験合格とする
２次試験：長文の英語スピーチを日本語へ逐次通訳、日本語を英語へ逐次通訳
３次試験：英語から日本語、日本語から英語への逐次通訳・同時通訳

試験日

【春季】
１次試験：６月
２次試験：７月
３次試験：８月

【秋季】
１次試験：１１月
２次試験：１２月
３次試験：翌年１月

試験地

札幌、仙台、つくば、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇の全国主要１０都市。※１級の３次試験は東京のみ

申し込み先・申し込み方法

日本通訳協会
〒１６０－００２３　東京都新宿区西新宿８－１４－１８　シミズビル６F
℡０３（５９２５）０５３１　（コース・セミナー問い合わせ）

受験料

【２級】：１２，０００円
【１級】：１７，０００円