保健師の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
日本社会の高齢化は現在も進行中であり、介護のアドバイスに関する必要性は日に日に増しています。そのため保健師の需要も増大しており、今後も必要とされる資格となっています。
平成20年に施行予定の「高齢者の医療の確保に関する法律」(老人保健法の全面改正)により、保険者による健診と保健指導が義務化されることなどが影響して、採用が増えつつあるのも追い風でしょう。
平均年収や給料
保健師の平均年収は看護師よりやや高い程度となっているようです。基本的に保健師は夜勤がない分、看護師より給料収入自体は若干低そうな印象が有るのですが、公務員として市町村や保健所などで働く人が多く、かつ看護師の資格を取ってから保健師の資格を取る形になる事が多いため、平均年齢も高く、結果的に平均年収も高くなる傾向があるようです。
具体的な保健師の平均年収は500万円~600万円程度となっています。
給料以外の特典
今の所、日本全国で見ると保健師の数よりも需要の方が多い為、仕事先を見つけるのは難しくないかもしれません。しかし、自分の希望の場所で仕事先が見つかるかは保障の限りではなく、他の保健・介護関係の仕事もそうですが、都心よりも地方の方が人手不足に悩まされており、求人も多いようです。
基本的に公務員として働く形が多い為、安定している職業である事と書類仕事だけではなくフィールドワークも多いので、人とかかわりながら外で仕事をするのが好きな人には向いているでしょう。