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仕事・資格の名前から探す

准看護師の実態調査

取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典


将来性

 戦後の看護師不足を補う制度として准看護師制度が作られた経緯がありますが、しばらく前から、准看護師制度を廃止して看護師の資格を一本化するという動きが出てきています。しかし、看護師よりも准看護師の方が安い給料で雇えるなどの理由もあり、医師会などが強固に反対し、現在の所准看護師制度は継続していく状況になっているようです。
 今後はどうなるかわかりませんが、看護師よりも簡単に医療関連資格が取れるという事で大きな需要もあり、すぐになくなるということはなさそうです。しかし、徐々に養成する学校が減少していく傾向ではあります。

平均年収や給料

 准看護師の平均年収は400万円前後となっており、やはり看護師の給料収入と比べると一ランク低くなっています。また働く職場である病院も、大きな大学病院などでは准看護師の求人募集はほとんど行っておらず、基本的に診療所や私立の病院となることが多いようです。
 また、准看護師は医師や歯科医師、看護師などの指示を受けて動くという法制上管理職になることは少なく、そのことも平均年収を下げる要因になっています。

給料以外の特典

 やはり准看護師の利点は、看護師に比べて短い時間で医療の資格が取れるということでしょう。看護師では3年間以上の学校にいけなければなりませんが、准看護師の場合は2年間で済み、また教育内容も看護師の学校や大学に比べれば少なくて済みます。
 最近では、他の医療資格に比べて簡単に取れるということで、他の業種で働いていた年配の方が、准看護学生として学ぶ姿も見られます。


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