上級シスアド(システムアドミニストレータ-)の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
この上級シスアド(システムアドミニストレータ-)の有資格者をターゲットにして求人を行っている所は少なく、就職・転職の際のアドバンテージにはなりにくいというのが実情です。
誰でも受験できる資格ですが、合格率は8%程度と非常に難関な資格ですがメリットは非常に少ないようです。上級シスアド(システムアドミニストレータ-)は、ITと経営知識の両方を問われるゼネラリスト的な資格ですが、日本では、結果としてゼネラリストとして働ける人間は評価されても、ゼネラリスト的な資格の認知度はまだまだ低いようです。今後の展開が期待されます。
平均年収や給料
上級シスアド(システムアドミニストレータ-)は、将来的には解りませんが、現状ではこの資格単体で働ける環境は無いようです。そのため上級シスアド(システムアドミニストレータ-)の平均年収をピンポイントで算定する方法はありません。
基本的に上級シスアド(システムアドミニストレータ-)の資格は、IT関連企業のシステム部門やエンジニア部門以外の人が、エンジニアにうまく対応できるようになる為に取るということが多いようです。それらの人が働くIT系企業の平均年収は、大体平均年収400万円~700万円程度といった所です。
給料以外の特典
上級シスアド(システムアドミニストレータ-)には上級シスアド連絡会などいくつかの資格団体がありますが、資格的に様々な業種の有資格者が存在するため、情報交換などをする際に非常に役に立つというのがメリットの一つです。
また、ITの知識だけではなく、経営知識なども問われる資格のため、管理職や経営者には、上級シスアド(システムアドミニストレータ-)の知識は大変役立ちます。