下水道技術検定の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
下水道技術検定合格者である下水道技術者は、おもに地方共同法人・下水道事業団や地方自治体の指定工事店、民間の排水処理施設に所属し、下水道や下水処理施設の維持管理や整備計画・設計、工事監理をおこなう仕事に従事します。下水道の設計、工事の監督管理及び維持管理については、下水道法及び下水道法施行令により、学歴に応じた一定の下水道実務経験を有する者に行わせなければならず、事業を実施するにはこのような有資格者を確保する必要がある為、将来的なニーズが安定している資格です。
平均年収や給料
下水道技術検定の資格は、主に土木設計事務所などで必要とされます。ある土木設計事務所では平均年収は500万円~600万円となっているようです。また一般的な事例ではなく利権がらみではありますが、大阪市の下水道維持管理業務に従事する職員の3割以上は1000万円以上の年収を貰っているという報道も見られています。
給料以外の特典
下水道技術検定の受験内容は、他の関連資格ともかかわりがありますので、下水道技術検定だけを目指すのではなく、更に資格を取るステップとして勉強を行うのも良いでしょう。また、設計事務所などでは同時にCADなどを扱える人材が優遇されますので、そちら方面の資格取得をしておけば非常に有利となります。