樹木医
どんな資格?
樹木医とは、いわば『木のお医者さん』で、天然記念物に指定されている巨樹はもちろん、公園・神社などに植えられている樹木や神木、個人庭園の小さな庭木まで、あらゆる木の診断と治療を行う仕事です。まったく別の協会の資格で講習を受けるだけで取得できる“樹医”という資格もありますが、実際の実務年数を重視する樹木医の方が、一段高く見られているようです。
樹木医になるには、大学及び研究所の教職員・研究員・または大学院生、国や地方公共団体の農林・緑化関係の職員、農林業・緑化関係の公益法人や会社の役職員、農林高等学校・専門学校の教職員、造園業・植木生産業・農業・林業(伐採業を除く)などの従事者として7年以上の実務経験を経て、日本緑化センターが主催する樹木医資格審査に合格し、樹木医として登録される必要があります。
資格種類
民間資格
合格率
約23%
受験資格
樹木の診断、治療等に関する業務経験が7年以上の方及び樹木医補の資格を有し、認定後の業務経歴が1年以上の者
試験内容
1次試験、2次試験の2部制
【1次試験】
1:筆記試験・樹木医に必要な知識 2:業務審査
【2次試験】
1:研修 2:面接
試験日
7月(面接:10月)
試験地
【1次試験】:仙台、東京、名古屋、大阪、福岡
【2次試験研修場所】:(財)筑波学都資金財団筑波研修センター
申し込み先・申し込み方法
(財)日本緑化センター
〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13 三会堂ビル2F
℡03(3585)3561/Fax03(3582)7714
受験料
【試験受験料】:18,000円
【研修費用】:65,000円