電気主任技術者
どんな資格?
電気主任技術者とは、発電設備や変電・送電・配電・受電等の電気設備といった事業用電気工作物の工事や保安監理をする技術者の為の経済産業省管轄の国家資格です。監督できる範囲に応じて1種から3種に分かれ、一定以上の電気を利用する工事現場や工場などの建築物では、電気主任技術者を選任することが義務づけられています。一般の事業所なら3種、大規模な需要設備がある事業所の場合は2種、発電所などの電力会社では1種の電気主任技術者が必要となってきます。
電気主任技術者になるには、財団法人電気技術者試験センターが主催する電気主任技術者国家試験に受験して合格する必要があります。試験は科目合格制を採用していますので3年以内に全種目を取得できれば資格が取得できますが、合格率は非常に低く、電気主任技術者1種は3%、2種は5%程度の合格率となっています。
資格種類
国家資格
合格率
【第一種】:〔1次試験:約22%〕 〔2次試験:約20%〕
【第二種】:〔1次試験:約23%〕 〔2次試験:約30%〕
【第三種】:〔4科目合格者:約11%〕
受験資格
特になし
試験内容
第三種は1次試験のみ。第1種・第二種は、1次試験、2次試験の2部制
【1次試験】
1:理論 2:電力 3:機会 4:法規
【2次試験】
1:電力・管理 2:機械・制御
試験日
【第一種・第二種】
〔1次試験〕:9月
〔2次試験〕:11月
【第三種】:9月
試験地
【第一種・第二種】:要確認
【第三種】:要確認
申し込み先・申し込み方法
(財)電気技術者試験センター
〒104-8584 東京都中央区八丁堀2-9-1 秀和東八重洲ビル8F
℡03(3552)7651/Fax03(3552)7838
受験問い合わせ
℡:03(3552)7691/Fax03(3552)7847
受験料
【第一種・第二種】:12,800円
【第三種】:5,200円
第一種・第二種・第三種試験ともに、インターネット割引あり、要確認。