発破技士
どんな資格?
発破技士とは、建設工事や採石工事の現場で、山肌を切り崩す際に、ダイナマイト等の爆発物を取り扱い、危険な発破業務全般を行う人材を認定する厚生労働省認定の国家資格です。
発破技士になるには、大学などで所定の学科を専攻して卒業し、3ヶ月以上の発破業務についての実地修習を受けた者が、財団法人衛生技術試験協会が行う発破技士国家試験を受験し合格する必要があります。
資格種類
国家資格
合格率
約50%
受験資格
1:学校教育法による大学、高等専門学校、高等学校又は中等教育学校【注】において、応用化学、採鉱学又は土木工学に関する学科を専攻して卒業した者で、その後3月以上発破の業務について実地修習を経たもの
2:発破の補助作業の業務に6月以上従事した経験を有する者
3:発破実技講習を修了した者
【免除科目】
導火線発破技士又は電気発破技士の免許証を有する者
試験内容
1:発破の方法(10問 50点)
2:火薬類の知識(5問 30点)
3:火薬類の取り扱い(5問 20点)
試験日
各センター 年2回
試験地
北海道(恵庭市)、東北(宮城県岩沼市)、関東(千葉県市原市)、中部(愛知県東海市)、近畿(兵庫県加古川市)、中国(広島県福山市)、九州の各センター(福岡県久留米市)
申し込み先・申し込み方法
(財)安全衛生技術試験協会
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9F
℡03(5275)1088
受験料
8,300円