将来性

　建築士は、建築物の設計と、その設計通りに工事が行われているかを監理する施工監理を独占業務とする技術者の資格です。設計できる建物の制限によって1級建築士、2級建築士、木造建築士に分かれますが、資格としてのステータスは高く、人気の高い資格となっています。
　最近になって耐震偽造問題などが浮上し、資格のイメージが悪くなりましたが、必要とされている資格であることは間違いなく、建築の設計を行う仕事をしたい人にとっては必須の資格です。

平均年収や給料

　1級建築士の平均年収は538万円となっています。一般的なサラリーマンの平均年収は436万円ですから、それと比べるとやや優遇されていると言えるでしょう。また、大手のハウスメーカーでは平均年収が700万円前後、大手のゼネコンの平均年収は1000万円前後と更に高額な給料収入になっているようです。

給料以外の特典

　建築士の資格を取ったのなら建築家として独り立ちするのが夢だと言う人が多いと思います。また、せっかく設計できるのなら、自分自身が住む家も自分自身で設計したいと思うものではないでしょうか。建築士資格は、建築系の資格の中ではかなり自分を出せる資格という事で魅力的な資格と言えるでしょう。