再開発プランナーとは、既存の建物が老朽化し都市の再開発が進む中で、必要になって創設された民間資格です。密集市街地での共同建て替えなど際カツ事業の中で住民と建築会社、自治体を結び付け中心的な存在となって活躍することを期待されています。
　再開発プランナーになるには、受験年の4月1日現在で20歳以上の人が、社団法人再開発コーディネーター協会が実施する再開発プランナー資格試験の学科・実技試験に合格し、実務経験審査にクリアした後、協会に登録申請する必要があります。

資格種類

民間資格

合格率

約２９％

受験資格

試験を受ける年の４月１日現在で、２０歳以上のもの

試験内容

学科試験と実技試験の２部制
【学科試験】：出題形式　原則として四肢択一式
１：市街地再開発事業及びマンション建替え事業に係る法律等
都市再開発法、マンションの建替えの円滑化等に関する法律、市街地再開発事業及びマンション建替え事業に係る補助・融資・税制等

２：都市計画法等関連法規
都市計画法、建築基準法、土地区画整理法、都市再生特別措置法、密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律、その他都市再開発の事業に係るもの

３：不動産関連法規
建物の区分所有等に関する法律、借地借家法、不動産登記法、民法、その他都市再開発の事業に係るもの

４：評価・補償
不動産鑑定評価基準､国土交通省の公共用地の取得に伴う損失補償基準､その他都市再開発の事業に関する評価・補償

５：その他
都市づくりの理念・歴史、不動産証券化等のファイナンス等都市再開発に関連する基礎知識

【実技試験】：出題形式　記述式を含む筆記
１：市街地再開発事業及びマンション建替え事業の手続き、事業計画及び権利変換計画の作成並びにその他の都市再開発の事業の企画、事業計画及び権利調整に係ること

試験日

８月

試験地

東京、大阪

申し込み先・申し込み方法

（社）再開発コーディネーター協会　再開発プランナー資格室
〒１０５－０００３　東京都港区西新橋２－１６－２　全国たばこセンタービル９F
℡０３（３２９４）７０８１

受験料

２１，０００円