電気通信の工事担任者
どんな資格?
工事担任者とは、電気通信回線設備に端末設備または自営電気通信設備の接続工事を行い、監督する責任者としての国家資格です。元々はNTTの社内資格でしたが、NTTの民営化と共に国家資格化されました。
従来アナログ1~3種、デジタル1~3種、アナログ・デジタル総合種の区分けがありましたが、2005年8月1日からの制度改訂により、AI1種~3種、DD1種~3種、AI・DD総合種に再編され、新制度の試験及び資格の発給が始まっています。また、従来の資格はそのままの名称でそのまま有効となっています。
工事担当者になるには、財団法人日本データ通信協会電気通信国家試験センターが実地する工事担任者国家試験を受験して合格する必要があります。
資格種類
国家資格
合格率
約30%
受験資格
制限なし
特に制限は無く誰でも受験できる
試験内容
1:電気通信技術の基礎
2:端末設備の接続のための技術及び理論
3:端末設備の接続に関する法規
AI第1種、AI第2種、AI第3種、DD第1種、DD第2種、DD第3種、各クラスにより試験内容が分かれる
試験日
5月
試験地
東京、横浜、市川、さいたま、小山、甲府、札幌、旭川、仙台、秋田、郡山、盛岡、長野、新潟、金沢、富山、名古屋、静岡、津、大阪、神戸、京都、広島、岡山、米子、周南、松山、高松、徳島、熊本、福岡、宮崎、大村、鹿児島及び那覇(35地区)
申し込み先・申し込み方法
(財)日本データ通信協会 電気通信国家試験センター事務所
〒170-8585 東京都豊島区巣鴨2-11-1 巣鴨室町ビル6階
℡03(5907)6556
受験料
8,700円