海技士・航海・機関・通信・内燃
どんな資格?
海技士とは、20トン以上の大型船舶を操縦するのに必要な免許で、船舶職員及び小型船舶操縦者法に基づき、主に漁業、海運業の貨物船や大型船舶などに必要とされる海技従事者としての国土交通省管轄の国家資格です。
海技士の資格はその分野毎に分かれ、海技士(航海)、海技士(機関)、海技士(通信・電子通信)等があり、更に海技士(航海)の中に船橋当直3級、海技士(機関)の中に機関当直3級及び内燃機関の資格があります。また、それぞれの海技士資格は更に扱える船舶の種類や大きさなどによっていくつかの等級に分かれています。
海技士になるには、筆記に関しては特に受験資格は無く、海技士の国家試験は誰でも受けることが可能で、筆記と口述及び身体検査で構成される海技士国家試験に合格すれば免状が取得できます。等級によって一定の乗船履歴や職務経験が必要にはなってきます。
資格種類
国家資格
合格率
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受験資格
【通信・電子通信】:17歳9ヶ月以上であること
通信3級・電子通信4級:6ヶ月以上の乗船経験
通信1~2級、電子通信1~3級:無線従事者免許証、船舶局無線従事者証明小を取得の上、無線にかかる6ヶ月以上の乗船経験が必要
【内燃機関】
船舶の航行区域や大きさによって所定の乗船履歴が必要である。(
試験内容
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試験日
【通信・電子通信・内燃機関】:2月、4月、7月、10月
試験地
【通信、電子通信、内燃機関】
小樽、仙台、新潟、横浜、名古屋、大阪、神戸、広島、高松、福岡、那覇
申し込み先・申し込み方法
国土交通省海事局海技資格課
〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3
℡045(211)7232
受験料
【内燃機関(筆記試験):1級・2級】:7,200円
【内燃機関(口述試験):1・2級】:7,500円
【内燃機関(筆記試験):3級】:5,400円
【内燃機関(口述試験):3級】:5,500円
【内燃機関(筆記試験):4・5級】:3,500円
【内燃機関(口述試験):4・5級】:3,700円
【内燃機関(筆記試験):6級】:2,400円
【内燃機関(口述試験):6級】:3,000円
【通信(学科試験):1級】:5,000円
【通信(学科試験):2級】:3,400円
【通信(学科試験):3級】:2,700円
【電子通信(学科試験):1級・2級・3級】:5,000円
【電子通信(学科試験):4級】:2,700円
【内燃機関各級・通信各級・電子通信各級:身体検査】:870円