海事代理士の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
海事代理士の行う船舶や船員、船舶や海技免状等の取得に必要な諸手続きの申請代理、手続きに必要な書類作成などは、業務独占資格となっており、将来性は法的にある程度確保されているともいえます。最近では行政書士との統廃合なども検討されているようで、微妙な状況ですが、行政書士より取得しやすく、取得しておけば統廃合の時に合わせて行政書士も取得できる可能性があるという事で、最近取得する人が増えているようです。
平均年収や給料
海事代理士の平均年収のデータは見当たりませんでしたが、海事代理士として生きていく為には年間2000件ほどの仕事をこなさなければならないと言われていて、簡単に概算すると年収500万円ほどになるそうです。基本的に海事代理士専業で食べていける人は少ないと言われています。
給料以外の特典
海事代理士の大きな特典は、行政書士との統合がおおきな目玉のようです。陸と海とで分けられていますが、基本的には同じ仕事ともいえますので、いずれは統合されると思われますが、海事代理士会などは海事業務の特殊性を主張して反対しているようです。