航空機関士とは、航空機内で、飛行機の多数の景気を監視して、エンジンや機体、燃料系統などの状態を随時チェックし、安全な航空を確保する専門家の知識・技能を認定する国土交通省管轄の航空従事者としての国家資格です。
　航空機関士になるには、18歳以上で100時間以上の航空機関士の実地訓練を行った者あるいは1年以上の航空機の整備経験を有志、50時間以上の航空機関士の実地練習を行った者が、国土交通省航空局が実施する航空機関士国家試験の学科と実地試験に合格する必要があります。学科試験では、飛行・航空力学の理論、機体の強度や構造、航空機用発動機やプロペラ、航空燃料や潤滑油などに関する知識が問われ、実地試験では、機体・発動機・プロペラなどの検査の方法、航空機の搭載重量の配分・重心位置の計算、気象条件などに基づく発動機出力の制御などが試されます。

資格種類

国家資格

合格率

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受験資格

１８歳以上で下記の条件のいずれかを満たした者
１：１００時間以上の航空機関紙の実施訓練を行った者
２：１年以上の航空機の整備経験を有し、５０時間以上の航空機関士の実施練習を行った者

試験内容

学科と実施試験の２部制

【学科】
１：航空空力　２：機体　３：発動機　４：装備品　５：空中操作　６：航法　７：航空気象
８：航空通信　９：航空法規

【実地試験】
１：機体、発動機、プロペラの取り扱いおよび検査の方法
２：航空機の積載重量の配分、重心位置の計算
３：気象条件または航空計画に基づく発動機出力の制御および燃料消費量の計算
４：航空機の故障または発動機の部分的故障の際の処置

試験日

３月、７月

試験地

東京、大阪、沖縄

申し込み先・申し込み方法

国土交通省航空局乗員課
℡０３（５２５３）８１１１

受験料

【学科試験】：５，６００円
【実地試験】：５２，３００円
【登録免許税】：１２，０００円