気象大学校学生とは、気象に関する専門的知識、技術などを4年間学び将来気象庁に勤務する幹部候補生になる為に採用された気象大学校の学生のことで、身分的には国家公務員となります。
　気象大学校学生になるには、受験年度の4月1日現在20歳未満で高卒及び3月までに卒業見込みあるいは高専3年修了及び修了見込みの人が合格率10％未満の難関な気象大学校採用試験を受験して合格する必要があります。

資格種類

国家資格

合格率

約１５％

受験資格

１：高等学校を卒業した者及び平成22年3月までに高等学校を卒業する見込みの者
２：中等教育学校を卒業した者及び平成22年3月までに中等教育学校を卒業する見込みの者
３：高等専門学校の第3学年の課程を修了した者及び平成22年3月までに高等専門学校の第3学年の課程を修了する見込みの者
４：高等学校卒業程度認定試験（廃止前の大学入学資格検定を含む。）に合格した者等人事院が1、2に掲げる者と同等の資格があると認める者

試験内容

【学科試験(多枝選択式)】
１：数学I　２：数学II　３：数学A　４：数学B（数列、ベクトルの分野に限る）
５：物理I　６：物理II（力と運動、電気と磁気の分野に限る）　７：英語I　８：英語II
９：リーディング　１０：ライティング

【教養試験（多岐選択式）】
１：一般的な知識（国語、社会、数学、理科など）
２：知能（文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈）

【学科試験（記述式）】
１：数学I　２：数学II　３：数学III　４：数学A
５：数学B（数列、ベクトルの分野に限る）
６：数学C（行列とその応用、式と曲線の分野に限る）　７：物理I　８：物理II
９：英語I　１０：英語II　１１：リーディング　１２：ライティング

【作文試験】
１：文章による表現力、課題に関する理解力

【人物試験】
１：人柄、対人的能力などについての個別面接

【身体検査】
１：主として胸部疾患（胸部エックス線撮影を含む。）、その他一般内科系検査

試験日

【１次試験】：１０月、１１月
【２次試験】：１２月

試験地

【１次試験】：札幌市、仙台市、東京都、新潟市、名古屋市、大阪市、広島市、高松市、福岡市、鹿児島市、那覇市
【２次試験】：札幌市、仙台市、東京都、大阪市、福岡市、那覇市

申し込み先・申し込み方法

気象大学校
〒２７７－０８５２　千葉県柏市旭町７－４－８１
℡０４（７１４４）７１８５

受験料

無料