国家公務員I種の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
国家公務員Ⅰ種はいわゆる「キャリア」、すなわち各官公庁の幹部候補生になるための試験です。当然、公務員試験のなかでは最難関になりますが、合格すれば、将来はある程度保証されていると思っても間違いないでしょう。国家の中心を担う業務を担当しますので、普通の公務員とは違ってかなり多忙だとも言われています。ただ、要職についた後は安定した高収入が保証され、出世すればさらに「上」がありますし、退職後もいわゆる「天下り」がありますので、待遇は恵まれているといってよいでしょう。
平均年収や給料
国家公務員の平均年収は628万円ですが、キャリア官僚である国家公務員Ⅰ種の平均年収はそれよりも更に高いと考えられます。採用直後はそれ程高い給料収入があるわけではありませんが、出世スピードや昇給スピードがキャリア以外とは違いますので、ある程度経験を積んだ頃には、それなりの高収入となっているでしょう。
給料以外の特典
国家公務員Ⅰ種はキャリアとも呼ばれ、将来的に国を動かす中枢の人物となるべき人材です。その為社会全体にたいして貢献しているという充実感がもてる職場と言えるでしょう。また、退職後も天下りという形での特典もあることがありますので、給料以外の金銭的な面でのメリットもあります。