将来性

人は死ぬものですから、葬祭ディレクターの仕事も安定して入ってくるのは間違いありません。最近では宗教色の少ない葬祭など、様々なバリエーションの葬祭を用意する必要があり、そのための専門家が業界では必要になってきます。
　人口などから将来的な需要も予測しやすく、安定した業界ですので、非常に働きやすい仕事ともなっています。

平均年収や給料

　葬祭ディレクターという形での平均年収データはありませんでしたが、一般的な葬儀屋さんで働く人の場合30代の平均年収は600万円～800万円というデータがあります。多くの仕事を取れる営業マンとなると更にその倍は稼ぎ、経営者クラスでは更に高いという事ですので、非常に高給な業界ではあります。
　しかし高給取りではあるが、言葉には出来ない苦労も多い業界で、合わない人にはとことん会わないようです。

給料以外の特典

　葬祭ディレクターの仕事をしていると、必ず丁寧で親切な対応、控えめな物腰等の対人技術が身に付くようです。逆に言えば、それが出来ない人は、この業界では働いていけないという事でしょう。核家族化が進み葬祭は、人生のうちでそう何度も出くわすものでは無いものとなりました。そのため葬祭に詳しい人間としての葬祭ディレクターは、個人的な場面でも頼りにされる存在となっています。