フェンシングとは、中世騎士の武術のひとつとして発達してきたもので、火器類の発達により、戦いの場での実用性はなくなりはしたものの、その繊細でスピード感のある技術に魅せられる者が多かった事と、決闘の場での技術としての需要があった為、競技化されてきたスポーツです。
　１対１で対峙し、剣で相手をつく回数を競うフェンシングは、胴体のみを攻撃するフルーレ、全身を攻撃対象とするエペ、相手を剣で斬る攻撃もあるサーブルの３種類があります。
　フェンシングは級をグレードと呼び、フェンサー初級、フェンサー中級、フェンサー上級、ベテラン、マスターのグレードが存在します。社団法人日本フェンシング協会の各支部が行うグレード審査を受けるには、フェンサー初級は、フェンシング暦一年以上である必要があり、ベテランは満３５歳以上でフェンサー上級所得者になっている必要があります。

資格種類

民間資格

合格率

－－－－

受験資格

【フェンサー初級】
フェンシング競技歴おおむね１ｶ年以上を有し、この競技を理解し、初歩的な規則を習得し試合ができるものと認められた者

【フェンサー中級】
フェンサー初級取得後一定期間を経過した者、または、実力が適当と認め られた者

【フェンサー上級】
フェンサー中級取得後一定期間を経過した者、または、実力が適当と認められた者

【ベテラン】
満年齢３５歳以上のフェンサー上級の資格者で、相当数の経験年数を有し、推薦審査に合格した者

【マスター】
国内選手権および国際大会などで成績優秀な者で、この会の委員会の推薦によりこの会の理事会で推挙された者
この競技の発展に著しく貢献した者で、この会の審査会の推薦によりこの会の理事会で推挙された者

試験内容

学科と実技

試験日

要問合せ

試験地

要問合せ

申し込み先・申し込み方法

（社）日本フェンシング協会
〒１５０－８０５０　東京都渋谷区神南１－１－１　岸記念体育会館４階
℡０３（３４８１）２３７８/Fax０３（３４８１）２３７９

受験料

【フェンサー初級】：５００円
【フェンサー中級】：１，０００円
【フェンサー上級】：１，５００円
【ベテラン】：２，０００円
【マスター】：３，０００円