将来性

　ボイラー技士の有資格者はそれ程高収入というわけではありませんが、資格手当などは期待できる資格です。ボイラーは何処にでもある設備でもあるので需要は安定していて、転職などにも有利でしょう。しかし、最近では冷温水発生器など無資格で扱える機器を導入するところが徐々に増えつつあり、科学技術の進歩にともなって職域が縮小されていく傾向もあります。

平均年収や給料

　ボイラー技士の平均年収は420万円前後と言われています。ボイラー技士はデパートやホテル、病院、オフィスビル等の施設の設備管理等の部門やビルメンテナンス会社等で雇われるのが主な職場となっており、それ程高給というわけではないようです。
　中には発電所など平均年収が620万円前後という職場もありますが、求人倍率は高く、また他の資格の取得も求められたりする場合もある等、就職先としてはかなり難関となるでしょう。

給料以外の特典

　ボイラー技士が働く主な職場であるビルメンテナンス会社などは、かなり時間に都合がつく職場と言われています。待機時間が長い為、その余っている時間を使って、別の資格取得の勉強に当てる人もいるようです。将来のことを考えるのであれば、更なるステップアップを目指すのもひとつの道でしょう。