ボイラー技士
どんな資格?
ボイラー技士とは、水を加熱して蒸気を発生させる装置であるボイラーの安全運転を保つためにボイラーの監視・調整・検査などの業務を行なう、厚生労働省管轄の国家資格です。ボイラー技士の資格は2級、1級、特級の3資格で構成され、それぞれ取り扱えるボイラーの規模が異なります。
ボイラー技士になるには、大学、高等専門学校、高校などでボイラーに関する学科を修め3ヵ月以上の実地修習を修了した者、もしくは6ヵ月以上の実技講習の修了者が、厚生労働省からの指定を受けた財団法人安全衛生技術試験協会が執り行うボイラー技士国家試験に合格する必要があります。
資格種類
国家資格
合格率
【特級】:約8%
【1級】:約47%
受験資格
実務経験が必要
【2級】
1:大学、高専、高校などでボイラーに関する学科を修め卒業したもので、その後3ヶ月以上の実地修習を経た者
2:ボイラーの取り扱いについて、6ヶ月以上の実地修習を経た者 など
【1級】
2級合格者 など
【特級】
1級合格者 など
試験内容
1:ボイラーの構造に関する知識
2:ボイラーの取り扱いに関する知識
3:燃料及び燃焼に関する知識
4:関係法令 など
試験日
【2級】:各センターにおいて、毎月1~2回実施されている。詳細はホームページ確認
【1級】
各センター5月、7月、9月、11月、1月、2月
4月については、北海道・関東・近畿・九州センターにて実施
10月については、関東・近畿センターにて実施(平成21年度)
【特級】:年一回(平成21年度では、10月1日実施)
試験地
各地区安全衛生技術センター
申し込み先・申し込み方法
(財)安全衛生技術試験協会
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9F
℡03(5275)1088
受験料
8,300円