販売士検定
どんな資格?
販売士とは、多様化する消費者のニーズを適切に捉え、豊富な商品知識や顧客に配慮した接客技術を使って、商品の開発や仕入れ、販売、物流などを効率的に行う知識・技術を計る検定試験です。1~3級まで3つのレベルがあり、3級は一般販売員、2級は売り場管理者、1級は経営者クラスを対象としています。
販売士になるには、受験資格は特に問われませんが、全国の商工会議所で実施される販売士検定に合格する必要があります。販売士は流通に関わる唯一の公的資格という事もあって難易度が高く、目安として合格率をあげると、2級が50%、1級が10%程度となっています。
資格種類
公的資格
合格率
【1級】:約11%
【2級】:約55%
受験資格
制限なし
試験内容
【1級】
〔筆記試験〕
1:商品計画と商品予算 2:仕入計画と在庫管理 3:経営とマーケティング
4:経営計算 5:市場調査と立地分析 6:組織と人事管理 7:販売計画と管理
8:情報化
〔面接試験〕
表現力、説得力、問題意識
【2級】
〔筆記試験〕
1:指導養成 2:仕入れ技術・管理
3:商品知識(総論、商品別知識のどちらかを選択する) 4:販売技術
5:販売事務管理 6:常識
【3級】
〔筆記試験〕
1:小売業の類型 2:マーチャンダイジング 3:ストアオペレーション
4:マーケティング 5:販売・経営管理
試験日
【1級】:2月
【2級】:10月
【3級】:2月、7月
試験地
全国各地の商工会議所が受付時に指定する会場となる
申し込み先・申し込み方法
日本商工会議所
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-2 東京商工会議所ビル6F
℡03(3283)7823
℡03(5777)8600(検定情報ダイヤル)
受験料
【1級】:7,500円
【2級】:5,500円
【3級】:4,000円