救急救命士の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
救急救命士の有資格者は、消防官はもちろん、医療関係者や自衛隊員など、実際に命に関わる職業に従事している人が多いです。救急救命士法設立後、全国の自治体で消防機関に配置される救急隊に、常時最低1名は乗車させることを目標として人材育成が行われていますので、救急隊員を目指すのであれば取得する必要があるでしょう。
平均年収や給料
救急救命士の主な職業である消防官の平均年収は500万円~800万円程度と言われています。基本的には年功序列で長く勤務すれば給料が上がるのは他の公務員と同様ですが、基本給による収入以外にも様々な手当(消火活動1回約500円、救急手当約300円など)が付く為、そこで他の公務員と給料の差が出る形となります。
給料以外の特典
人の命がかかる緊迫した状況の中で、気道の確保や心拍の回復、輸液処置などの救急救命処置を素早く迅速に行わなければならないという、高いスキルと冷静な判断力を必要とされるハードな仕事ですが、それだけにやりがいもある仕事です。