将来性

　診療報酬請求事務能力認定試験の合格者は医療機関の事務部門で働くことになります。基本的に医療機関は好不況の変化の激しい現在でも、比較的安定した職場として人気があり、そのため新卒だけではなくある程度他の業界で働いた人の、転職先の選択肢の一つともなっています。

平均年収や給料

　診療報酬請求事務能力認定試験の有資格者は医療機関の事務部門で働く形となりますが、給料収入は安定しているものの、診療報酬請求事務能力認定試験合格者の平均年収自体はそれ程高いものでは有りません。
　歯科の医療事務などになると、パートで雇われている人も多い為、平均年収は250万円程度という事です。医科の医療事務の方では一般的な事務職と基本的に同等程度と言われています。

給料以外の特典

　診療報酬請求事務能力認定試験の合格者が従事することになる診療報酬申請業務(レセプト)は、月締めで提出する為、毎月決まった期間だけ忙しくなるという特徴があります。そのため診療報酬請求事務能力認定試験の有資格者でフルには働けないという人は、レセプト期間だけのバイトという就職形態の選択肢も有るようです。