将来性

　個人情報保護法が施行されたこともあり、企業や団体に対して求められるセキュリティレベルは、完璧なものが求められています。組織の利益を守る為にも、セキュリティ管理者の責任は重大だと言えるでしょう。
　一度、情報漏洩事件が起これば、企業の社会的信用は地に落ちます。中小レベルの企業ではそれだけで命取りになるでしょう。
　システムのセキュリティを守る為の資格である情報セキュリティアドミニストレーターの必要性は、ますます高まることが予想されています。

平均年収や給料

　情報セキュリティアドミニストレーターの平均年収は単独の資格としての情報はありません。情報セキュリティアドミニストレーターは2003年に新設されたばかりであり、平均年収のデータも今後集まってくることになるでしょう。
　基本的にIT系企業の平均年収は400万円～700万円といった所ですが、情報セキュリティアドミニストレーターはIT系企業に限らずコンピューターシステムを使う全ての企業に需要のある資格と言えますので、実際の平均年収は勤めた企業によってかなり差が出てくるでしょう。

給料以外の特典

　基本的に容易に取得できる資格ではありませんが、他のIT系上位資格に比べれば合格率が高いほうでしょう。セキュリティ関連の部署に既についているのであればキャリアアップの為の資格としては最適といえます。