臭気判定士
どんな資格?
臭気判定士とは、臭気環境分野における初の国家資格で、機械ではなく人間の臭覚を使い、人が臭いを感じなくなるまで希釈した倍数(臭気濃度)で臭いの強さを判定する方法である臭覚測定法を行う為の資格で、パネルの選定、試料の採取、試験の実施、結果の求め方まで全てを統括する仕事です。
臭気判定士になるには、18歳以上という年齢制限をクリアした人が、臭気判定士試験と嗅覚の正常・異常を判定する臭覚検査に合格し、臭覚検査の合格証と筆記試験の合格証を臭気判定士免状申請書に添えて申請する必要があります。
資格種類
国家資格
合格率
約20~45%(年度によりバラつきある)
受験資格
試験日において18歳以上の者
試験内容
筆記試験、嗅覚検査の2部制
【筆記試験】
1:嗅覚概論 2:悪臭防止行政 3:悪臭測定概論 4:分析統計概論
5:臭気指数等の測定実務
【嗅覚検査】
1:嗅覚検査(正常な嗅覚であるかの検査証明)
試験日
11月
試験地
東京、名古屋、大阪
申し込み先・申し込み方法
(社)におい・かおり環境協会
〒101-0031 東京都千代田区東神田2-6-2
℡03(5835)0315/Fax03(5835)0316
受験料
【筆記試験】:18,000円
【嗅覚検査】:9,000円