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仕事・資格の名前から探す

臭気判定士の実態調査

取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典


将来性

 悪臭苦情は全国で年間2万件以上も発生しており、環境保全運動の高まりとも関連して臭気判定士の活躍の場も増加しています。地方自治体などからの委託測定の依頼などもあり、分析サービス業の会社での活躍が考えられる資格です。ISO14001の取得に取り組む企業が自主的な環境管理のために仕事を依頼するケースも増加しています。

平均年収や給料

 臭気判定士という資格での平均年収データは収集できていませんが、臭気判定士が関わる環境分析の1検体の測定報酬は7~8万円程度という情報もあります。また、とある環境分析会社の給料収入のデータでは初任給が250万円、30歳の基準が大体440万円という情報もありますので、それなりの給与は確保できるようです。
 また臭気判定士に限るわけではありませんが、化学分析員の平均年収は450万円前後と言われており、臭気判定士の平均年収も大体そのあたりに落ち着くものと思われます。

給料以外の特典

 テレビでも結構頻繁に“近所のゴミ屋敷”というような報道がされるようになりましたが、悪臭を原因とする近隣トラブルは後をたちません。臭いのプロとも言える臭気判定士の知識は、そのような近隣トラブルの解決に役立つでしょう。
 また臭気判定士は、必ずしも嗅覚に優れているわけではなく、臭いに関する専門的な知識を有することを証明する資格なのですが、一般の人がこの資格名を聞くと勝手に超人的な嗅覚の持ち主と誤解する人も多いようです。ある特定のイメージ作りには役立つかもしれません。

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