学芸員・学芸員補の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
学芸員は、芸術品や考古学的資料、科学的資料等を保存する博物館で働く専門職です。そこに展示される資料の保管・整理・収集・展示はもちろん、企画展示や調査研究、普及教育など高度な学識を要する仕事も学芸員の仕事で、人類の知的活動を補佐する為には無くてはならない職種といえます。
管理的な仕事もありますが、研究などに十分打ち込める環境は魅力的で競争率の高い仕事となっています。
平均年収や給料
学芸員の平均年収は、それ程高いとはいえないようです。公立の博物館などでは、地方自治体等の給与水準に従いますので、国家公務員の平均年収である628万円、あるいは地方公務員の平均年収728万円を基準に考えると良いでしょう。
給料以外の特典
欧米などでは学芸員の地位は極めて高く、特別な専門職として厚遇されていますが、日本ではそこまでの厚遇は期待できず、博物館の雑用係的な扱いしかないような感じです。ただ、自分の好きな事を仕事に出来るという事で非常に人気の高い仕事ではあります。