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仕事・資格の名前から探す

消防士・消防官

どんな資格?

消防士とは、地震、火山噴火、台風などの自然災害や火災・交通事故等の人災、化学施設などにおける事故、テロ事件被害などから人々や財産を守る仕事を行う地方公務員としての資格です。消防士の主な業務としては、災害現場で調査や警備、被害拡大の防止などを行う警防業務の他、病人やけが人を病院へ運ぶ救急業務、ビルの消防設備の検査や防災指導などを行う予防業務などがあります。
 消防士になるには、各都道府県によって若干異なる部分もありますが、東京消防庁の例を挙げると、分類としてⅠ類・Ⅱ類・Ⅲ類と専門系があり、それぞれに年齢制限があります。消防士として採用される為には消防士採用試験に合格する必要がありますが、消防士の採用試験の内容は1次試験と2次試験に分かれ、1次試験では教養試験、論文試験、適性検査が行われ、1次試験合格者と対象に2次試験として面接、身体検査、体力検査が行われます。
 消防士として採用されると、全寮制の消防学校に入校し、基礎的な教育を受ける形となります。

資格種類

国家資格

合格率

【消防官I類】:約13%
【消防官II類】:約6%

受験資格

1:受験資格は年齢要件のみであり学歴は問われない
【消防官I類】:昭和56年4月2日から平成元年4月1日に生まれた者で、学校教育法に基づく大学(短期大学を除く)を卒業している者。もしくは、それと同等の資格を有する者
【消防官II類】:昭和56年4月2日から平成3年4月1日までに生まれた者
【消防官III類】:平成元年4月2日から平成5年4月1日までに生まれた者
2:日本国籍を有する者 3:地方公務員法第16条の欠格条項に該当しない者
4:現在、東京消防庁の職員でない者

試験内容

【1次試験】
[教養試験] 1:知能分野:文章理解、英文理解、判断推理、空間概念、数的処理、資料解釈 2:知識分野:人文科学(国語、歴史、地理)、社会科学(法学、政治、経済、社会事情)、自然科学(数学、物理、化学、生物)
[論文試験・作文試験] 1:課題式により、I類及びII類は論文試験、III類は作文試験(800文字以上、1200文字程度)
[適性検査] 1:消防官としての適性についての検査
【2次試験】
[身体検査・体力検査]
1:消防官として職務遂行に必要な身体(四肢関節機能を含む)、体力及び健康度(尿検査、胸部X線検査を含む)を検査する
2:身体検査については、おおむねの基準等あり
[口述試験] 1:個人面接

試験日

【消防官I類(1次試験)】:5月、8月
【消防官I類(2次試験)】:7月、10月
【消防官II類(1次試験)】:6月
【消防官II類(2次試験)】:8月
【消防官III類(1次試験)】:9月
【消防官III類(2次試験)】:10月、11月

試験地

【消防官I類(1次試験)】:東京、京都、福岡
【消防官I類(2次試験)】:東京
【消防官II類(1次試験・2次試験)】:東京
【消防官III類(1次試験・2次試験)】:東京、札幌、秋田、盛岡、郡山、京都、福岡、長崎、鹿児島

申し込み先・申し込み方法

東京消防庁人事部人事課採用係
〒100-8119 東京都千代田区大手町1-3-5
℡03(3212)2111/フリーダイヤル 0120(119)882

受験料

無料

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