調剤事務管理士の気になる口コミ
気になる口コミ情報
受験に関する掲示板の口コミ
調剤事務管理士の受験をした方々の話を聞くと、民間企業が行っている通信講座を利用したという場合と、薬事日報社の保険薬局業務指針をメインのテキストとし、保険調剤や診療報酬、医療事務関連の実例集が乗っているものを利用し淡々とノートにまとめあげたなど、様々です。
医療事務業においてのレセプト請求というのは、一般社会からみれば特殊な業務であるため、独学をするにしても何から手をつけていいのか、どうやって勉強を進めていけばいいのかと悩む人が多く、勉強方法のイロハが順序付けられている民間企業などが主催している通信講座を受講する人が多いようです。
また、独学を貫き通すという方も少なからずおり、通信講座にかかる費用を問題にする方が多いようです。クチコミでは独学でも2ヶ月程度の勉強で一発合格する方もいるようです。
なお、民間企業の通信講座の費用相場は3万円~4万円程度。独学で勉強した時の最低限のテキスト代、1~2冊として7千円~1万円程度はかかるようです。
就職に関する掲示板の口コミ
調剤事務管理士の就職に関する掲示板に薬剤師の方の書き込みがいくつか見られました。調剤薬局内で調剤事務管理士を取得している人は一人もいないというということや、全くの素人の人を雇い入れてある程度実践で教えれば仕事は出来ているという意見もあり、調剤事務管理士資格がないと調剤事務へ就職できないというわけではないようです。
そういった中でも、全くの素人を雇い入れるよりはある程度勉強していて、教えるにしても、話が通りやすい人のほうが雇いやすいという話も見受けられました。
ハローワークの窓口相談で医療事務は一般事務よりも倍率が高く一名の求人に数十人の申し出があったという事や、素人よりも資格取得者、未経験の資格取得者よりも無資格の実務経験者が有利ともクチコミされています。
素人 < 未経験の有資格者 < 実務経験者の無資格者
仕事に関する掲示板の口コミ
中小規模の平成初期からあるような調剤薬局では、現在でも紙の調剤録を使用しているところも多く、倉庫や棚などにアイウエオ語順で管理され、その都度引き出してくるといったアナログ作業が行われているところも数多くありますが、新しく開業されている調剤薬局では電子カルテのようなパソコンによるデジタル管理が主流になってきているようです。
実はレジタル化が主流になってきているといっても、調剤薬局ごとで使用されているソフトが違う場合が多く、ほかの医療事務や調剤薬局への転職を行った場合、操作方法を一から覚え直さなくてはならないという意見があります。
就業時間について、正社員であれば週休二日が一般的であり、隣接される病院等の営業日(曜日)に合わせて運営されている場所が多く見受けられ、通常日の残業は特ににないということですが、レセプト作業(※1)が行われる月末から月始めにおいては、作業の進行状況によって数時間の残業作業が連日行われることもあり、病院等ではレセプト作業期間の事務員はせわしなく働いており、他の医療スタッフがたわいもない冗談をいうだけで、ナーバスな対応をされることもあるようだ。
※1 レセプトとは患者の個人情報や健康保険加入情報、請求元の医療機関名や治療や検査の診療点数が記載されるもので、レセプト作業とは患者個人毎に医療機関が月単位で作成、確認作業をすることである。診療行為ごとに診療点数が決められており、毎月この診療点数を合算した個々人のレセプトを国民健康保険・後期高齢者医療制度の適用者の場合は、国民健康保険団体連合会へに、社会保険の適用者の場合は社会保険資料報酬基金へ提出する。
提出されたレセプトに不備があった場合は差し戻されたり、請求点数が減点される場合がある。