入国警備官とは、日本を訪れる外国人及び在留する外国人の不法入国や不法残留など入国に関するトラブルの調査や摘発、入管法違反者の収容、違反があった場合の強制退去、難民認定などを行う入国管理局で働く国家公務員です。また、入国警備官の所属先は、全国の地方入国管理局のほか、同支局、同出張所、各入国者収容所入国管理センター等もあります。
　入国警備官になるには、試験が実施される年度の4月1日現在の年齢が 17歳以上23歳未満の日本人の人が入国警備官採用試験に合格する必要があります。
　入国警備官採用試験では1次試験として一般的な知識を問われる教養試験や作文があり、2次試験として、個別面接や身体測定(既定の数値をクリアしていないと失格)、身体の健康検査、体力測定などが行われます。

資格種類

国家資格

合格率

約３％

受験資格

１：受験年度の４月１日において１７歳以上２３歳未満の者
２：所定の身体的条件を満たす者（詳細については要問い合わせ）

試験内容

【１次試験】
[教養試験]
１：一般的な知識（国語，社会，数学，理科，英語など２９題）
２：知能（英文を含む文章理解１０題，判断推理９題，数的推理５題，資料解釈２題）
３：作文：文章による表現力，課題に対する理解力などについての筆記試験
【２次試験】
１：人物試験：人柄，対人的能力 などについての個別面接
２：身体検査：身長，体重，視力，色覚についての測
３：身体測定：主として胸部疾患（胸部エックス線撮影を含む），血圧，尿，
その他一般内科系検査
４：体力検査：身体の筋持久力、瞬発力についての検査

試験日

【１次試験】：９月
【２次試験】：１０月

試験地

【１次試験】：札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇
【２次試験】：札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇

申し込み先・申し込み方法

法務省入国管理局総務課人事係
〒１００－８９７７　東京都千代田区霞が関１－１－１
℡０３（３５８０）４１１１

受験料

無料