海上自衛隊の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
竹島や北方領土などの領土問題をはじめとして、日本の海域における主権侵害は現在も酷い状況にあります。また最近では中国が日本の警告を無視して日中中間線付近において、勝手にガス田を作り操業をはじめるなど、新たな海上不安も巻き起こっています。更に韓国の地方自治体の一つが日本の領土である対馬を韓国のものと主張するために『対馬の日』を制定したり、北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射する等のとんでもない行為をしたのは記憶に新しい所です。
このような状況の中で海上自衛隊の役割は、更に重要性を増しています。
平均年収や給料
海上自衛隊の平均年収ではなく、自衛隊一般の平均年収データですが、求人情報などで見ると大体平均年収700万円となっています。海上自衛隊員は国家公務員の中の特別職にあたり、更に危険な作業に対する手当ても付きますので、一般の国家公務員の平均年収である620万円前後よりは高い給料収入となるようです。
各採用別の海上自衛隊関連の初任給については海上自衛隊の募集ページなどに記載されていますが、平成18年度のデータによると、2等海士や一般曹候補生では初任給が基本給157500円+各種手当&年2回ボーナス、防衛大学校学生では学生手当として106600円&年2回ボーナスが支給されます。
給料以外の特典
海上自衛隊に入る利点は、海洋国家としての日本の平和を守る為に直に働けるという誇りが上げられるでしょう。最近では国際協力業務なども増加傾向にあり、国連の要請を受け、海外へ自衛隊を派遣する機会も増えています。ペルシャ湾における機雷の除去、カンボディアへの隊員及び物資の海上輸送、、モザンビーク、ザイール及びゴラン高原へ隊員派遣など、更に海上自衛隊の活躍の場は増え、日本の顔として表舞台に立つ機会も増えています。そんな状況もあり、陸海空の中で海上自衛隊のみ初任幹部ほぼ全員を海外に出して見聞を広めさせているのも特典と言えるかもしれません。