将来性

　刑務官は社会正義や治安維持のためになくてはならない職業といえます。最近は犯罪者の数が増加し、刑務所や拘置所の許容量を超えている事もあり、今後の必要性も増大傾向が続くといえそうです。また、れっきとした国家公務員でもあり、その立場は保障されています。
　しかし、大きく刑務官の数が増加しているわけではなく、拘留する犯罪者が増えるに従って刑務官一人当たりの負担も増えているようです。

平均年収や給料

　刑務官は国家公務員であり、その給料収入は公安職棒給表などで調べることができます。一般の国家公務員に比べ、公安職はその職務内容の為に、12％程度給与額は高いものとなっており、この他様々な手当が付きますので、それなりの金額の平均年収となるようです。
　特に現在は刑務所の超過収容が続いている処が多く、それが残業の多さにつながり、残業代でそれなりの金額が行く人も多いようです。

給料以外の特典

　刑務官はあまり華やかな職業とは言えませんが、社会にとっては必要な仕事であることは間違いがありません。そのため職種としての安定性は疑う余地もありませんが、反面仕事は肉体的にもそうですが、精神的にもかなりキツイと言う事で、辞めて行く人も多いようです。どの道、ある程度体力が無いとやっていけない仕事でもありますので、一定期間働いて、年金に恩給が付くのが確定してから、計画的に若いうちに辞めるというのも一つの手かもしれません。