警察犬訓練士の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
警察では毎年犬の審査会を実施して、これに合格した犬が嘱託警察犬として登録されることになります。家庭で飼われている犬でも、審査会を合格すれば警察犬になれます。その為、資格が無くても理論的には警察犬訓練士の仕事を行うことが可能です。
しかし、警察としてもある程度信頼の置ける立場の人との協力関係を築くのが最適ですから、現在では特定の警察犬訓練所に勤務するのが警察犬訓練士になる早道となっています。
平均年収や給料
警察犬訓練士の平均年収は、所属している職場によっても異なります。警察の一部門としての警察犬訓練士の場合は地方公務員の給与と堂レベルの平均年収が見込めますが、嘱託警察犬をあつかう公認訓練所等への勤務では、かなり低く、300万円~450万円程度といわれています。
しかし、最初に見習として訓練所に住み込みで働く場合は、食費や家賃はただになりますが、月収は3~8万円程度しかもらえず、見習い期間をすごす形になるようです。
犬の訓練士としてフリーで働いている人もいるようですが、家庭犬のしつけは30分あたり3000~7000円が相場で、一部の例外を除き、それ程年収は高くないようです。
給料以外の特典
警察犬訓練士を目指す人は、やはり犬が好きで、警察犬訓練士になるのが夢という人も多い為、警察犬訓練士になること自体が一つの特典でしょう。現在もペット数は増加傾向にあり、けいさつけんという 括りいがいでも犬の訓練士の隠れた需要は多いことが考えられる為、営業がうまい人ならば独り立ちできることも魅力かもしれません。