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法務教官

どんな資格?

 法務教官とは、法務省の各矯正管区の少年院や少年鑑別所に勤務し、高い専門性を駆使して、秘孔を犯した少年達の生活指導やレクリエーション指導、観護業務、教化指導などを行う国家公務員として従事する職業です。事件の原因となった社会不適応の要素を除去した上での社会復帰を指導するため、法務教官の職務を遂行する者は、豊かな人間性を要求されます。
 法務教官になるには、教養試験(多肢選択式)、専門試験(多肢選択式・記述式)で構成される1次試験と人物試験、身体検査、身体測定で構成される2次試験の法務教官採用試験に合格する必要があります。受験資格は21歳から29歳の大学卒業者及び大学卒業見込み者、または人事院がこれらのものと同等の資格があると認める者となっており、合格率は5%程度とかなり難関な試験です。

資格種類

国家資格

合格率

【法務教官A】:約9%
【法務教官B】:約3%

受験資格

【法務教官A】:受験年度の4月1日に置いて21歳以上29歳未満の男子
【法務教官B】:受験年度の4月1日に置いて21歳以上29歳未満の女子
上記に加え
1:大学を卒業した者及びその年度の3月までに大学を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
2:短期大学又は高等専門学校を卒業した者及びその年度の3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者

試験内容

【1次試験】
1:教養試験・多肢選択式(公務員として必要な一般的知識及び知能)
2:専門試験・多肢選択式(教育学、心理学、社会学に関する基礎的知識及び青少年問題)
3:専門試験・記述式(青少年の教育に関連する具体的な課題についての論述)
【2次試験】
1:人物試験(人柄などについての個別面接)
2:身体検査(胸部疾患、血圧、両、眼、聴覚などの一般内科系検査)
3:身体測定

試験日

【1次試験】:6月
【2次試験】:7月

試験地

【1次試験】:要問い合わせ
【2次試験】:要問い合わせ

申し込み先・申し込み方法

法務局、人事院各地方事務局および法務昇格矯正管区、全国の少年院・少年鑑別所
〒100-8977 東京都千代田区霞が関1-1-1
℡03(3580)4111

受験料

無料

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