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司法書士

どんな資格?

 司法書士とは、日常生活で発生する様々な法律事務を代行し、依頼主から委託されて裁判所・検察庁、または法務局へ提出する書類を作成したり、簡易裁判所における訴訟代理、登記または供託に関する手続きの代理などを行うことを業務とする資格です。
 司法書士の業務内容は弁護士と重複する部分がありますが、司法書士と弁護士の違いは、弁護士は大小さまざまな民事事件や刑事事件を区別なく扱うことができるのに対し、司法書士は、金額が140万円を下回る民事事件しか扱うことができないという点です。また、市民間のトラブルを扱う裁判所には小さな事件を扱う簡易裁判所から、その上級審である地方裁判所、高等裁判所、最高裁判所と色々あり、弁護士はいずれの裁判所の事件に対応できますが、司法書士は簡易裁判所の事件だけに限定されているのも特徴です。
 司法書士になるには、筆記試験と口述試験がある司法書士国家試験に合格する必要がありますが、合格率が3%未満という超難関試験となっていて、取得には何年もかかるのは普通のようです。

資格種類

国家資格

合格率

約3%

受験資格

年齢、性別、学歴等に関係なく、だれでも受験することができる

試験内容

【筆記試験】
[午前の部] 1:憲法 2:民法 3:商法 4:刑法
[午後の部] 1:不動産登記 2:商業(法人)登記および供託に関する法令
3:民事訴訟 4:民事執行及び民事保全に関する法令
【口述試験】
1:筆記試験の科目及び司法書士の業務を行うのに必要な知識

試験日

【筆記試験】:7月
【口述試験】:10月

試験地

【筆記試験、口述試験】:要問い合わせ

申し込み先・申し込み方法

法務省・各都道府県の法務局、地方法務局
〒100-8977 東京都千代田区霞が関1-1-1 法務省内
℡03(3580)4111/Fax03(3592)7603

受験料

6,600円

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